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MODx0.92と日本語対応

2006年01月21日

http://kyms.ne.jp/blog/148.html

上記に新しいエントリーを立てました。当ページに書かれてある内容は14年前の情報であり、古くなっています。

MODxは、デザインや構造に縛られず直感的なサイト構築が可能なCMS。思想はとてもシンプル。さまざまなCMSを試用しつつ納得のいくものがなかなか見つからなかったのですが、これはちょっと気に入りました。前身であるEtomite時代からの資産蓄積(スニペットなど)も魅力です。Joomla!やXoopsのような機能型コンテンツの管理には向いてませんが、1ページずつ作っていく従来型・情報表示型のサイト作りにはMODxが使いやすいです。

どういうCMSなのか?

ダイレクトにコンテンツを扱います。Dreamweaverやホームページビルダーなど、CMSというよりオーサリングツールに近いです。

MODxの特長

日本語化について

http://modxcms.com/forums/index.php/topic,2573.0.html
上記トピを参考に。標準で日本語環境に対応しており、簡単な設定変更操作により管理画面のGUIも日本語化できます。標準でUTF-8による日本語対応ができますが、別途にEUC・ShiftJIS日本語ファイルをダウンロードして組み込むこともできます。ただしサーバによっては相性の悪い文字コードもあります。UTF-8またはEUCで不具合がある場合は見た目にすぐ分かりますが、ShiftJISの場合は「ソ」など一部の文字が地味に化けるだけなので要注意。ShiftJISで化ける場合は、MODxとサーバの両方で対応をとる必要があり難しいと思います。

実際にMODxで作られているサイト(国内)

実際にMODxで作られているサイト(海外)

インストールについて

インストールは簡単です。MODxのアーカイブを解凍したら、そのままサーバ上にアップロードしinstall.phpにアクセスしてください。あとは、パーミッションの変更とかはインストールの過程で教えてくれます。一般的にフォルダを書き込み可能にしたい場合はパーミッションを707か777に、ファイルを書き込み可能にしたい場合は606か666にすると思いますが、だいたいそんな感じで大丈夫です。サーバによってはパーミッションの設定すら不要です。 初期状態では管理画面は英語表記になってますが、日本語に切り換えることができます。いくつか選ぶことができますが、一番無難なのはEUC、サーバによってはUTF-8も問題なしです。ShiftJISも選べますが、今のところは避けるが吉かも。 ロリポップには難なくインストールできました。さくらとxreaは少し準備が必要だけど、問題なく使える。要は、UTF-8ではなくEUCを選ぶといいです。標準ではEUCの日本語ファイルは同梱されていませんが、フォーラムからダウンロードできます。 ※さくらのサーバの一部でインストールに失敗するケースがあります。install/setup.sql内の「InnoDB」文字列を全て「MyISAM」に置換し再インストールしてみてください。

その他

Dreamweaverのテンプレートから生成したインスタンスを外部ファイルとして読み込むことでテンプレート(MODx)を管理する方法があります(少し工夫が必要)。テンプレートをいくつも作る必要がある場合・あるいは入れ子のテンプレートなど高度なテンプレート制御が必要な場合は、まだまだDreamweaverの出番があるのではないかと思います。

ドキュメント(ページ)の一覧。ツリー表示されており、この構成をそのままナビゲーションやサイドメニューに反映できます。その場合、特定のドキュメントごとにメニューに表示しないよう設定することもできます。また、MODxで管理できるページは通常表示されるページだけでなく、RSSフィードや404not foundの表示、サイト内検索結果一覧の表示なども同じように管理できます。

見た目にも分かりやすい操作ボタン。

右クリックメニューも使えます。最初はリッチ過ぎるGUIだなあと思ったけど、慣れてみるとけっこう重宝してます。WindowsやMacなどのOSをメタファとしているらしく、「ごみ箱」を思わせるような機能もあります。

編集画面はGUIエディタ(FCKEditor。他のエディタも選べます)が標準で同梱されてます。写真の貼り付けも簡単です。もちろんソースレベルでの編集もオーケーです。

MODxを理解するコツ

注意点または要望

これから検証したいノウハウ

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