http://www.cmsmadesimple.org/
3月5日、CMS Made Simple 1.9.4 がリリースされました。日本語版も置いておきます。
先月リリースされた1.9.3には先進的な機能がいくつか積み込まれましたが、これに伴って発生したバグの修正が、今回の主なミッションのようです。MySQL5.5で問題があったようですが、MySQL5.5は最新のXAMPPに積み込まれているので、ローカルのテスト環境でCMS Made Simpleを試そうとした人は何か不具合を経験したかもしれません。他、条件付きGETも実は動作してなかったらしく、今回修正されました。
今回のリリースに特に問題がなければ、1.9系としてはこれが最後のリリースになるみたいです。夏あたりにメジャーアップデートが予定されています。高い開発力を持つチームなので、どんなのが出てくるのか楽しみです。日本国内ではマイナーですが、これから普及する可能性を感じます。
日本語版では、同梱のjQueryを1.4.2から1.5.1に、TinyMCEを3.3.9.2オフィシャル版から3.3.9.3Ephox版に差し替えました。Printingモジュールは日本語フォントを処理できないみたいなので削除してます(日本語フォントを同梱すればいいけど、サイズが大きいしそこまでは・・)。
あと、今回はチェックサムファイルも作ってみました。アップロード時のファイル欠損などを、インストール時にこれで検査することができます。FFFTP(特に1.82a以降のバージョン)だとアップロードでつまずくことが多いと思いますので、ぜひ使ってみてください
主にMODXを中心に、他にはNucleus・CMS Made Simple・Joomla!などのローカライズに取り組んでいて、だいぶノウハウがついた気がします。
- マージ操作のコツ
- 自然な日本語翻訳(たとえば英語は一人称を普通に使うが日本語で多用すると不自然、とか)
- フォントの調整(英語でちょうどいいサイズのフォントが日本語では小さすぎたりする)
- 文字化け対応
- 不要な言語を削除(日本語以外で運用したい場合は本家版を)
- その他、ローカライズとは直接関係ない改善
CMS Made Simpleだと、だいたい1時間前後くらいで日本語版のパッケージが可能。
まだ課題が多少残ってて、残りの翻訳を進めることもそうですが、日付の書式でstrftimeを使ってるあたりがどうも具合が悪いです。%Bとかです。ロケールを正しく設定すればよいのですが、それも「こうすれば確実」という設定例があるわけじゃなく試行錯誤も大変なので、CMS側での対応を考える必要があると思います。簡易のローカライズライブラリを作って組み込むことを考えてます。とりあえず管理画面の表示が一部気になる程度で実用上の問題があるほどでもないので、当面はこのままリリースします。
あと、CMS Made Simpleの使い方の情報があまりないので、簡単なのを紹介
/User_Handbook/Admin_Panel/Extensions/Tags/Core
「タグ」という、MODXでいうところのスニペットのような仕組みがありますが、上記のようなものが使えます。テンプレートでも記事内でも使えます。自作したい場合は「ユーザー定義タグ」を作ります。echo "Hello world"; みたいな感じで、CMS独自の組み込み手続きを意識することなく簡単に作れます。
テンプレート新規作成画面は、ひな型となる構成がデフォルトで入った状態になっていて親切です。必要に応じて各部を書き換えるだけで、簡単にテンプレートを作ることができます。CMS Made Simpleをよく理解してないうちでも、これならすぐに使いこなせそうです。なおSmartyをテンプレートエンジンに採用しています。
主に使われる「タグ」は {sitename} {title} {content} {menu} など数種類。すぐ理解できると思います。
