-「Use DSMPlugin」にチェックを入れ、「MSRC4Plugin.dsm」または「MSRC4Plugin_noreg.dsm」を選択。両者に機能的な違いはなく、暗号キーファイルのロケーションをレジストリを利用して自由に指定できるかどうかの違いだけです(※注・Windowsの環境変数指定によりnoreg版でもキーファイルのロケーションを自由に指定できる)。noreg版を利用する場合は、UltraVNCインストールディレクトリにrc4.key(暗号キーファイル)を置きます。
-プラグイン選択リストボックス右横の「Config」をクリック。
-「Genarate New Key file」で適当な暗号化ビット数を選択し「Gen Key」をクリックします。ビット数が多いほど強固に暗号化されますが、双方のPCにかかる負荷も大きくなります。実際のところ、128ビットだとキツいかなあ…と感じたこともありました。こちらはいいけど、ウイルスなどに感染して挙動が怪しくなっているパソコンだとちょっとした負荷がハングアップのきっかけになります。
-さて「Gen Key」をクリックしたことにより「rc4.key」が生成されます。これをcustom.zipに加え、helpdesk.txtのホスト呼び出しコマンドの引数に「-plugin」を追加記述し、Ultra VNC SCを生成します。引数追加の仕方は分かりますよね。「-connect ***.***.***.***:5500 -noregistry -plugin」と書きます。MSRC4Plugin_NoReg.dsmを利用する場合はファイル名を「MSRC4Plugin.dsm」に変更してcustom.zipしてください。
-待機側では「-dsmplugin MSRC4Plugin.dsm」のオプションを追加してvncviewer.exeを起動します。
つまり「vncviewer.exe -listen -dsmplugin MSRC4Plugin.dsm」となります。
-そしていつもの通りに呼び出してもらいます。はい簡単。
<%image(pc_support/20060425-vnccrypto.jpg|452|31|)%>
うまくいけばタイトルバーに上記のように表示されます。
http://sc.uvnc.com/index.php?section=15
http://msrc4plugin.home.comcast.net/docindex.html
うまくいかない場合は上記を参照してください。
<%image(pc_support/20060425-vnccrypto.jpg|452|31|)%>
トンネルを掘るユーティリティを別途にインストール必要はありません。UltraVNCのプラグインで経路を暗号化できます。