CKEditor正式版がリリースされました。FCKeditorのリニューアルバージョンですが、実質的にゼロから書き起こされた新しいエディタです。なかなか面白い作りになってるのですが、詳細はまた今度紹介します。
まだドキュメントが整備されておらず、ファイルブラウザの実装をどうやるか(画像とか)で悩んでる人が多いと思いますが、方法が分かりました。file browserプラグインが読み込まれているので、できるはずという確信はありましたが。ヒントはURLにありました。TinyMCEの場合はあらかじめライブラリをincludeさせることでメソッドを提供するけど、CKEditorはURLのGETクエリを用いて必要な情報を渡すようになっていて、より汎用的な仕様を意識しているように感じました。
とりあえずMODx用のCKEditorを作ってみました。Nucleus用のプラグインも製作予定です。
2010年2月27日追記
CKEditor開発元にドキュメントが追加されました。CKEditor経由でファイルブラウザを呼び出した時、そのファイルブラウザのURLクエリストリングに3つのパラメータが追加されます。このうちCKEditorFuncNumが重要で、この例示ではたまたま値が「1」になってますが、実際はこのとおりとは限らないです。ファイルブラウザ側で$_GET['CKEditorFuncNum']を読み取るとよいです。